焼肉店とHACCP
焼肉店を経営しているのだけれど、HACCPの導入にあたってどういうことに気をつけたらいいのかな?
焼肉店は大抵「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の対象だから、一般衛生管理と重要管理ポイントを検討する必要があるのはいいかな。基本的なことはここを参考にしてね。
その上で焼肉店に特徴的な部分なのだけれど、焼肉店は、お店が提供した生の肉をお客さん自身が焼いて食べるという一般の飲食店にはない特徴があるから、そこに気を使う必要があるね。
一般の飲食店は「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の対象となっており、通常の焼肉店もこれに含まれます。そのため、重要管理ポイントの管理方法として、まずはメニューを
- 非加熱のもの
- 加熱するもの
- 加熱後冷却、または加熱御冷却し再加熱するもの
の三つに分類して管理します。
しかし焼肉店の場合はお客様の方で加熱して食べるメニューがその多くを占めています。この場合加熱するものという点では共通ですが、店舗側のコントロールが及びにくい点で大きな違いがあり、一般飲食店の「加熱するもの」とは別に検討する必要があります。
第4のグループ「お客様が加熱調理するもの」
二次汚染・交差汚染の防止
焼肉店が特に注意すべき病原菌・ハザード